ブランドの信頼を守る。
継続的ななりすまし監視体制の構築

花王株式会社様

「きれいを こころに 未来に」をコーポレートメッセージに掲げ、人と社会、地球の「きれい」への貢献を続ける花王株式会社様。アタック、ビオレ、メリーズをはじめとする多数のブランドを通じて、幅広い事業をグローバルに展開しています。今回は、多くのブランドを擁する企業が直面するSNSなりすましアカウント対策として、SNSなりすまし監視・削除サービスの「なりすましバスターズ」を導入いただきました。
導入に至ったご検討の背景や導入後の変化について、ご担当者様にお話を伺いました。

導入前に抱えていた、なりすまし対策の課題

- 導入前のなりすましアカウントへの対応について教えてください。
花王では、化粧品や日用品など幅広いブランドを展開しており、多くの公式SNSアカウントを運用しています。そのため、なりすましアカウントによるブランド毀損やお客様への被害リスクと常に向き合っていました。
これまでは各ブランド担当者が個別にモニタリングを行い、発見時には状況を確認しながら対応していました。しかし、監視や対応は各ブランド担当者ごとの運用に依存する部分も多く、発見や対応のばらつきが課題となっていました。
特に、お客様に詐欺的なDMが送られているケースでは迅速な対応が求められます。こうした対応には専門的な判断も必要なため、組織として継続的かつ一定の品質で対応できる体制づくりの必要性を感じていました。

– 多ブランドゆえの、リスク把握の難しさ

花王グループでは多くのブランドや公式アカウントを運用しており、グループ会社まで含めると監視対象は広範囲に及びます。

各ブランド担当者による日常的なモニタリングは実施していたものの、ブランド横断で継続的にリスクを把握し、全社で同じ水準の監視体制を維持することは容易ではありませんでした。

そのため、各ブランドの取り組みに加えて、ブランドをまたいでリスクを一元的に把握・監視できる仕組みの必要性を強く感じていました。

– リスク判断の難しさと、専門的な知見の必要性

なりすましアカウントへの対応には、「どこからがリスクなのか」を見極めるための判断基準や専門的な知見が求められます。また、ブランド担当者の異動や引き継ぎの際にも、知見やノウハウを継続的に活用できる体制の必要性を感じていました。

なりすましバスターズを選んだ理由

- 導入検討のきっかけや、決め手になったポイントを教えてください。

– 導入検討のきっかけ

キャンペーン企画を装ったなりすましアカウントの発生をきっかけに、より継続的かつ網羅的な監視体制の必要性を感じ、専門サービスの導入を本格的に検討し始めました。

– 課題に寄り添った提案力

複数の会社から提案を受けて比較検討する中で、検知の精度や網羅性だけでなく、自社の運用実態を理解した上で提案してもらえるかという点も重視していました。

クラッドさんは、サービスを一方的に提案するのではなく、私たちの課題や要望を丁寧にヒアリングしながら、導入・運用方法を柔軟に提案してくださいました。さらに、提案内容とコストのバランスにも納得感があり、導入を検討する上で重要な判断材料の一つとなりました。

– 網羅性と判断品質を両立する監視体制

ブランド数が多い分、検知対象となるアカウントも多くなります。そのため、網羅的にリスクを把握できることに加え、検知されたアカウントが実際に対応すべきリスクなのかを適切に見極めることも重要でした。

「なりすましバスターズ」は、システムによる網羅的な検知と、リスク専門スタッフによる確認を組み合わせることで、効率性と判断品質の両立を実現している点に魅力があり、私たちの課題に合ったサービスだと感じました。

導入後に実感した、変化と効果

- 見えていなかったリスクが、可視化できるように

「なりすましバスターズ」導入後は、これまで把握しきれなかったなりすましアカウントも可視化され、グループ全体の状況を一元的に把握できるようになりました。

また、定期的に検知状況を確認できることで、なりすましリスクの発生状況を継続的に把握し、より早い段階で必要な対応につなげられるようになったと実感しています。

継続的な監視体制が整ったことで、組織として対応できる体制づくりが進んだと感じています。

さらなるリスク把握の高度化に向けて

私たちはグローバルに事業を展開しているため、国内外のさまざまなプラットフォームを横断してリスクを把握できる体制の構築を目指しています。
また、より迅速かつ高精度なリスク把握を実現するため、AIを活用した検知精度の向上やリードタイムの短縮など、さらなるサービスの進化にも期待しています。

なりすまし対策に悩む方へ

なりすましアカウントから送られる詐欺的なDMは、ブランドへの信頼を損なうだけでなく、お客様に直接的な被害をもたらす可能性があります。たとえ「自社は大丈夫」と考えていても、気づかないところで被害が発生しているケースは決して珍しくありません。
なりすましアカウントを完全になくすことは難しいですが、重要なのは継続的にリスクを把握し、必要な対応につなげられる体制を整えることだと思います。
私たち自身も今回の取り組みを通じて、リスクを継続的に把握できる環境を整えることの重要性を改めて実感しました。企業の規模や体制によって最適な方法は異なりますが、自社に合った形で継続的なモニタリング体制を構築していくことが重要だと感じています。
株式会社クラッドでは、SNS上のなりすましアカウントの監視・検知から削除申請までをサポートする「なりすましバスターズ」を提供しております。なりすましの予防から発生時の対応支援まで、お客様の課題に合わせてご提案いたしますので、ご相談がある際はお気軽にご連絡ください。